旅行好きでもあるあるの旅行トラブルまとめ|8つの事例紹介・解決策も
- 旅行でよくあるトラブルについて
- トラブルの防止法・回避法
旅行にトラブルはつきもの。1度ならず何度も旅行でトラブルが起きてしまったという方も多いのではないでしょうか。
できれば起こって欲しくないトラブル、予期せぬ原因のものは仕方ないですが、中には事前に準備や対策をしておけば防げるものもあります。
今回は、「事前に防ぐことのできるトラブルやその防止法・回避法」をお伝えしますので、心配性の方や、効率よく旅行を楽しみたい方は是非参考にしてみてください。
うっかりやさんすぎるわたしの実際の体験談も交えてお伝えしていくよ!
旅行前のネット予約でもトラブルが多発
トラブルというと旅行中のイメージを持つ方も多いですが、旅行前の計画段階でもトラブルに合われる方が多くいます。
ネット経由だとさくっと予約ができてしまいますが、その手軽さゆえに、対面では細かく説明してもらえる契約の内容についてあまり理解せず予約を進めてしまい、トラブルに巻き込まれてしまうというケースも。
例えば以下のような内容は確認漏れがよく起きるところです。
- 内容の変更やキャンセルの条件の確認不足
- 日程間違い
- 部屋タイプの予約間違い
わたしもうっかり予約日を間違えて冷や汗をかいたこと何度もある‥
ネット経由での予約は、全て自分で契約の細かいところまで確認をする責任があるので、予約前後で入念なチェックをする必要があります。
防止策・回避策:消費者庁のチェックポイントを使ってトラブル回避
消費者庁では、ネット経由での旅行予約の際に確認すべきチェックリストを公開されているので、よくネット経由で予約をされる方は今一度確認をしてみてください。
- サイト運営事業者の基本情報を確認
- ・事業者の名称
・事業者の住所(日本国内か海外か)
・事業者の代表者・責任者の氏名
・日本の旅行業登録の有無 - 顧客対応窓口の情報を確認
- ・問合せ手段(電話・メール・チャット等での対応が可能か)
・対応言語(日本語対応が可能か)
・受付時間 - 契約条件や予約内容(日程等)を確認
- ・契約相手・契約形態
・支払代金・内訳(税込みか税抜きか)
・解約・変更・払戻条件(取消料・手配手数料等)
・利用規約・約款
・支払方法
・自分の氏名・メールアドレス
・予約内容(日程・部屋のタイプ等) - 【予約後】予約内容をすぐに確認
- 【予約後】予約内容が確認できる画面等の写しを保管
引用:「オンラインでの旅行予約におけるトラブルに注意しましょう!」【平成29年3月1日 消費者庁NewsReleaseより】
正直ここまで確認していなかったけど、自分の身を守るためには大事よね
旅行のネット予約でトラブルに遭ったときの相談窓口
万が一トラブルに巻き込まれてしまった時には、以下の相談窓口に相談することができます。
- オンライン旅行予約サイトの運営事業者
- 消費者ホットライン188(いやや)
- 国民生活センター越境消費者センター(CCJ)
- 一般社団法人日本旅行業協会(JATA)
- 一般社団法人全国旅行業協会(ANTA)
悩むことがあれば一度相談してみましょう
旅行中のトラブル①公共交通機関の遅延・欠便
旅行のトラブルの中で断トツの一位が交通機関に関するトラブル。わたしも何度もトラブルに合ったことがありますが、日本でよくあるのが「台風や豪雨」による遅延や欠便。
わたしも豪雨に巻き込まれたことがあり、大阪から北海道にいく飛行機をかなり前から予約していたのですが、当日になって欠便に‥
慌てて欠便になっていない空港を探してセントレア空港まで新幹線で向かい、そこからなんとか新千歳空港までたどり着くことができましたが、行く気満々だった旅行にいけなくなるかもしれない悲しさと動揺で、飛行機に乗るまで半泣きで過ごしたことがあります。
また、観光予定だった体験がゲリラ豪雨や台風で中止になった経験もたくさんあります。
- 沖縄の青の洞窟観光
- ハワイのダイヤモンド・ヘッドへの登山
- ハワイ天国の海へのツアー
せっかくの旅行だったのに見ることができなくて本当残念でした。いつかリベンジしたい。
防止策・回避策:自然災害の多い時期は旅行を避ける
自然は人間がコントロールできないものなので、どうにかトラブルをさけるのであれば、交通機関に影響を与える「自然災害」の起きにくい時期や場所と、自分の旅行の目的を照らし合わせて旅行計画を立てるのがよいでしょう。
発生する時期が比較的決まっている代表的な自然災害はこちらです。
- ゲリラ豪雨(5月~9月頃)
- 猛暑(7月~8月頃)
- 台風(7月~10月頃)
- 長雨(秋雨前線)(9月~10月頃)
- 豪雪(2月~3月頃)
雨や風による災害は交通機関に影響を与えやすいので、できるだけ欠便や遅延に巻き込まれたくないのであればこの時期は避けるのが賢い選択です。
この時期って旅行のハイシーズンでもあるので、避けることで旅費が安くなるというメリットもあったりします。
5~10月は暖かくお出かけもしやすい時期ですが、これらのリスクと隣り合わせということはきちんと把握されておいてもよいかと思います。
自然だけはコントロールできないから仕方ないけど、台風や雨の多い時期の旅行は避けた方が安心ですね。
旅行中のトラブル②荷物の置き引きや取り間違い(ロストバゲッジ)
こちらは起きてしまうと本当笑事にはならないくらい、大騒動になるトラブルです。
とはいえ、誰にでも起こりうるトラブル。ちょっとだけなら‥という油断があとで大きな後悔になってしまうので、必ず荷物は肌身離さないようにするべき。
防止策・回避策:荷物専用タグやワイヤーロックを使う
スーツケースって似たような色や形のものが多いので、一番は目立つ色のスーツケースを買うことがおすすめなのですが、黒や白など無難な色のスーツケースしかないという方は、スーツケースにタグをつけて取り間違いを防ぎましょう。
自分のお気に入りの色を選べば、気分もあがります。
置き引きについては、ワイヤーロックを使うと、簡単に荷物を持っていかれるリスクが格段に下がります。
こちらのワイヤーロックは、空港での置き引き対策や、リュックのファスナーをロックしてスリを防ぐこともできるので便利なアイテムです。
旅行中のトラブル③預け入れ荷物の破損
空港で手荷物を預け入れ、目的地に到着後キャリーケースにヒビがはいっていた、車輪が取れてしまっていた、なんてことも旅行ではよく起こります。
使い古したカバンでも十分嫌な気持ちになりますが、自分のお気に入りのスーツケースやバッグならなおのこと号泣モノです。
とはいえ、一度に大勢の荷物を運ぶ旅客機で、いちいち一人一人の荷物に気を使っていたのではいつまでたっても飛行機が飛び立つことはできません。
そのため、荷物の破損についても、壊れることが嫌なのであれば事前に自身で対策をしておく必要があります。
防止策・回避策:空港のラップサービスを使う
空港でラップでぐるぐる巻きにされた荷物を見かけること、ありませんか?
日本の主要な空港であれば、手荷物をラップで保護してくれるサービスがあるので、大事でどうしても壊したくない荷物のある方は利用してみましょう。
1,000円~1,500円くらいでラップ巻きしてくれるところが多いようです。荷物を壊したくないとき以外にも、鍵が壊れていたり、荷物でいっぱいで蓋が閉まりにくい時なんかにも役立ちます。
旅行中のトラブル④ホテルの予約日間違い
こちらもうっかりよくある失敗ですよね。
もちろんわたしもやらかしたことがあります。(ドヤ顔)
キャンセル期日ギリギリに、ふと「大丈夫だっけ?」と確認することができたので、なんとかキャンセル料を支払わずに済んだのですが、あと1日遅かったら宿泊代の半額を支払わなければいけないところでした。
宿泊日が間近に迫っていると、予約した時点でキャンセル料を支払わなければいけない場合もあるので、予約ボタンを押す前には何度も確認をして細心の注意を払う必要がありますね。
防止策・回避策:必ずダブルチェックする癖をつける
わたしが予約日間違いを防ぐために行っているのは、必ず同行者に予約画面のスクリーンショットを送ってダブルチェックしてもらうということです。
わたしが日程間違いをした時は、自分1人でダブルチェックをしたのですがそれでも思い込みで間違ってしまったので、必ず自分ではない人の目で確認してもらうようにしています。
スクリーンショットを送っておくと、旅行の直前に何時にどこを予約したんだっけ?といちいち旅行会社のサイトにログインして確認する手間も省けますし、同行者からも旅行の直前に質問されることもなく、スムーズに旅行の準備を行うことができるのでおすすめの方法です。
旅行中のトラブル⑤スリやひったくり
旅行先は慣れていない土地ですし、荷物が多いとあって、やはり観光客ということはすぐにバレてしまいスリやひったくりのターゲットになりやすいです。
わたしも一緒にいた友人が国内観光中に被害にあい、泣く泣くお財布を諦めたという経験があります。
その時は6人という大人数で観光をしていたのもあったのかもしれませんが、うまく周りに紛れていたようで、誰一人として気付かずあっという間の出来事に驚きました。
慌てて観光を中断して手分けして探し回ったのですが、結局見つかることはなく、改めて国内であっても防犯意識って大事だと痛感。
スリってどこかテレビの世界、海外での話って思っていたのですが、全然日本でも起こるから本当要注意!
防止策・回避策①:普段とは違う財布に入れ替えて極力中身も減らす
わたしは特に海外旅行の時は、普段使っている財布から数年前に使っていた使わない財布に中身を入れ替えるようにしています。
また、極力中身を減らして、万が一スリにあったり落としてしまった時のダメージを最小限にするようにしています。
免許証や保険証などは、再発行にも時間がかかりますし無くすと面倒なので、スマホのケースなど別の場所に分けて持ち歩くのもリスク分散になりおすすめです。
防止策・回避策②:スリ対策グッズを使う
リュックなど死角があり、ファスナーを簡単に開けやすいカバンはスリの格好の標的となってしまうため、よく使われる方はファスナーをロックできるアイテムを持っておくと旅行の際便利です。
旅行中のトラブル⑥ニセブランド品やぼったくりのお店
こちらは海外でよくあるトラブルですよね。明らかに偽物とわかるブランド品を売っているお店を海外旅行中はよく見かけます。また、ぼったくりに出会うこともよくあります。
わたしが出会ったことがあるのが、オーストラリアを旅行中に「写真を撮ってあげるよ!」と気さくに声をかけてくるおじさん。
日本だったら、親切な人だな~とついついお願いしたくなってしまいますが、海外ではこういった声かけは要注意!
わたしはガイドブックで事前にこういった声かけは「後から写真を撮ってあげたという代金を高額に請求されるから気をつけなさい」という注意書きをみていたので、なんとかトラブルに巻き込まれずに済んだのですが、知らなかったらきっとお願いしてしまっていたと思います。
おじさん結構しつこく後をついてきたから怖かった‥
防止策・回避策:気軽に声をかけてくる誘いには乗らない
そんなの当たり前だ!と思っていても、旅行の時って気分が高揚していますし、写真を撮ってくれたり道を教えてくれるという優しい声をかけられるとついつい油断してしまうものです。
絶対に声をかけられても乗らないと、旅行の前に決めごとをしておくだけで、わたしのようにトラブル回避できるケースもたくさんあるかと思いますので、ぜひこちらは旅行の前に思い出して頂きたいポイントです。
旅行中のトラブル⑦食中毒や水あたり
こちらは主に海外でよくあるトラブルですね。日本はお水がちゃんと浄化されていて、水道水であってもちゃんと飲めるレベルになっていますが、海外からみたらそれはかなり珍しいこと。
実は、世界で水道水が飲める国は196ヵ国中、日本以外に「15ヵ国」しかないって知ってましたか?
以下の国は飲める水道水を提供していますが、逆に言うとそれ以外の国は水道水を飲むことができません。
- 日本
- アラブ首長国連邦(UAE)
- アイスランド
- アイルランド
- オーストリア
- クロアチア
- スウェーデン
- スロベニア
- ドイツ
- フィンランド
- オーストラリア
- ニュージーランド
- カナダ
- 南アフリカ
- モザンビーク
- レソト
アジアの国は飲料水だけではなく、歯磨きもミネラルウォーターですることを推奨されているほど、綺麗な水に慣れている日本人からしたら結構なデンジャラスウォーターな国が多くあります。
わたしが水当たりを起こしたのも、まさにアジアの国フィリピンのセブ島に行ったときです。事前に上記の注意点を聞いていたので、滞在中はかなり細心の注意を払って水の扱いには気をつけていました。
それでも、ふと無意識に水道水で歯を磨きそうになってしまう‥
滞在の最終日、気が抜けてしまったのか、滞在中一番綺麗なショッピングセンターに訪れた際、綺麗なお店なので‥と油断してスムージーを頼んで飲んでしまったのが最後。中に入っていた氷に当たってしまって帰国後は友人と2人お腹が大惨事となりました‥
わたし達はまだ帰国後に腹痛が来たのでよかった(?)ですが、お水が飲めない国に行かれるときは、せっかくの旅行を台無しにしないように気をつけてくださいね。
また、フルーツをカットするナイフが水で汚れていた場合、フルーツで水当たりを起こすこともあるので、そちらも要注意です。
防止策・回避策:綺麗なお店でも油断せずにマイウォーターを飲む
フィリピンのセブ島での経験から、水道水の飲めない国に旅行に行く時は、外食時であってもペットボトル飲料を必ず飲むというルールを決めておかれることを強くおすすめします。
マイボトルを一つ持っておくと、暑い地域にいってもいつでも冷たい飲み物を飲むことができるので快適に旅行時間を過ごすことができます。
旅行好きでもあるあるの旅行トラブルのまとめ
旅行のトラブルのまとめをしてみました。
どんな方でも巻き込まれる可能性のある旅行のトラブル。決して人事と思わずに、事前に対策ができるものは積極的に対策をして、快適で楽しい旅行タイムを過ごしてくださいね。
みなさんに素敵なちょこはぴがたくさんありますように♡以上!いろか(@iroka_444)でした!
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