最新人間工学に基づいたBECKMANN NORWAY(ベックマンノルウェー)の子どもに優しいリュックURBAN Midi&URBAN Miniレビュー
2022年の春から本格的な日本進出を果たした、BECKMANN NORWAY(ベックマンノルウェー)。
シンプルな作りながら、最新の人間工学に基づいたいくつもの仕掛けが隠されており、北欧ノルウェー王室にも選ばれるブランドにもなるほど。
その中でも、URBAN MidiとURBAN Miniは、「子どもにとって良いバックパックとは何か」を追求し、その想いを反映させたモデルです。
「子どもの成長を阻害しないバックパックの研究」から生まれた、体への気遣いや優しさから、世界25カ国で愛されています。
また、人間工学に精通していることから、最近問題になっている「ランドセル症候群」による小学生のうつ病率増加についても問題視をされています。
通学時は難しくとも、塾やスポーツクラブなどの通いごとを軽いURBANシリーズに代替するだけで、子どもの体を大切に守ることもできます。
「こんな丁寧に作り込まれているのか‥」と、北欧No.1ブランドの貫禄を見せつけられました。
クラウドファンディングMakuakeでの先行販売でも高評価を得ていることからも、質の高さへの期待が伺えるURBAN MidiとURBAN Mini。
さっそく機能などご紹介していきます。
楽天おすすめセール
楽天お買い物マラソン
1月9日(火)20:00〜1月16日(火)01:59
Amazonおすすめセール
Amazon 初売り
1月3日(水)9:00〜1月7日(日)23:59
Amazon 今日のタイムセール
Amazon 在庫処分セール
ノルウェー王室も使用するリュックBECKMANN NORWAY(ベックマンノルウェー)とは?
BECKMANN NORWAY(ベックマンノルウェー)は、1946年に誕生したノルウェーの国民的バックパックブランド。
北欧の子どもたちに最も選ばれているバックパックブランドとして、中でもノルウェーの子ども用かばん市場でなんと脅威の80%のシェアを誇ります。
北欧ではほとんどの人が知っているんだって!
子どもから大人まですべての方々に「最高のバックパック」を提供するという志のもと商品開発を行っているBECKMANN NORWAY(ベックマンノルウェー)。
「最高のバックパック」とは、以下の要素すべてを北欧デザインで包み込んだ逸品として定義づけられています。
- 人間工学に基づく健康をサポートする設計
- 永くご使用いただける品質
- 日常生活を支える機能性
人間工学に基づいた最新技術を採用して作られているため、使い心地の良さから世界中にシェアを拡大し続けています。
シェア拡大の際は、その国特有の問題についても把握されており、BECKMANNは日本特有の問題である「ランドセル症候群」についても解決すべき点と考えています。
ランドセル症候群とは?
自分の身体に合わない重さや大きさのランドセルを背負ったまま長時間通学することによるココロとカラダの不調を表す言葉です。
具体的には、小さな体で3kg以上の重さがある通学カバンを背負いながら通学することによる筋肉痛や肩こり、腰痛などの身体異常だけではなく、通学自体が憂鬱に感じるなど気持ちの面にまで影響を及ぼす状態です。
ランドセル症候群 公式サイト
国際的に謳われている適正な重さを一般的なランドセルは遥かに超えているのが現状。
昔に比べて教科書のサイズが大きくなったり、ページ数が多くなったり、合わせてタブレットを持ち運んだりと、さらに子どもにかかる負担は増すばかり。
それにより、小学生も、鬱を発症したり、不登校に繋がったりと社会問題を起こしているケースが増えています。
世界中の子どもがよい発育環境になるよう、本気で願っている会社なんだね。
公立小学校でのランドセルとの入れ替えは非現実的ですが、インターナショナルスクールや、通塾、スポーツクラブ、そして日常使いに最適として、販売数が増えています。
ランドセルの重さの代替としてURBAN Midiを使うことで、少しでも子供の発育に寄与したい、大人が重いPCを持つときにもURBAN Midiを活用いただけば、疲れが軽減し、快適な生活を送っていただけるはずと考えております。
BECKMANN NORWAY(ベックマンノルウェー)カスタマーサポート
BECKMANN NORWAY(ベックマンノルウェー)が認証されている専門機関や受賞歴
BECKMANN NORWAY(ベックマンノルウェー)は、世界的に知名度のある機関から認証も受けており、他のブランドと一線を画しています。
- カナダカイロプラクティック協会
- ドイツ小児リウマチ学会
- ドイツ健康人間工学研究所
リュックでこれだけいろんな健康や環境保全関連で専門家から認められてるって、初めて聞いた!
また、ドイツ IGR(健康人間工学研究所)イノベーション賞を2019年、2021年、2022年と複数年で受賞もしています。
バックパックのブランドとして、健康や環境保全関連でここまで受賞しているケースは珍しいという評価をよくいただきます。
実際、弊社としても表彰のために活動しているのではなく、多くの国と地域で「人体や環境にとって良い商品である」という理由で、さまざまな団体や機関から高い評価を頂戴しております。
BECKMANN NORWAY(ベックマンノルウェー)カスタマーサポート
BECKMANN NORWAY(ベックマンノルウェー)URBAN Midi&URBAN Miniのレビュー
デザインと機能性の改良を毎年続けており、進化し続けているURBANシリーズ。
「飽きの来ないデザイン性」と「実用性」を兼ね備えたURBAN MidiとURBAN Miniについて早速レビューしていきます。
スペック紹介
URBAN Midi
(小学生〜、成人女性向け)
身長120~164cm推奨
サイズ | 44×29×21cm |
価格 | 22,000円 |
カラー | 全10色 ・ブラック ・ミント ・イエロー ・フローラル ・ローズ ・アッシュローズ ・フォギーグリーン ・ライトパープル ・ブルーシャドウ ・ピンク |
重さ | 800g |
容量 | 26L |
素材 | ポリエステル100% |
ポケット | 外×1 内×7 ドリンクホルダー×2 |
企画国 | ノルウェー |
URBAN Mini
(保育園〜幼稚園児のキッズ向け)
身長90〜120cm推奨
サイズ | 34×21×16cm |
価格 | 9,900円 |
カラー | 全6色 ・オーシャングリーン ・ダスティーブルー ・ブルー ・ライトピンク ・イエロー ・ライトブラウン |
重さ | 360g(りんご1個分) |
容量 | 10L |
素材 | ポリエステル100% |
ポケット | 外×1、内×1 ドリンクホルダー×2 |
企画国 | ノルウェー |
生産は中国となります。自社の厳しい検査をクリアした深圳地区の工場と提携しており、毎シーズンに現地へ本社より視察を行うなど、品質管理を徹底しております。
BECKMANN NORWAY(ベックマンノルウェー)カスタマーサポート
URBANシリーズは、すべての年代の方に使ってもらえるような北欧らしい柔らかく調和のとれた色合いがベースなっています。
基本色と流行りのカラーを組み合わせて、こだわって作られた色味なんだって!
日本では最近くすみカラーのアイテムが多いですし、実際日本人の肌色はくすんだカラーが似合う人が多いので、その点からも日本と相性抜群。
世界的に最も売れているカラーは、「URBAN MidiのAsh Rose」と「URBAN MiniのYellow」だそうです。
注目している方の多い人気カラーも、写真多めにイメージしやすくお伝えしていきます!
シンプルで洗練されたデザインで、大人子ども問わず長く使えるデザインもさすがの北欧クオリティ。
親子のペアルックもとても可愛くおしゃれに決まります。
ノルウェーは男女平等社会なので、デザインもユニセックスなものが多く、URBANシリーズもユニセックスデザインとなっています。
次世代を担う子どもを守るためのエコ包装
自然を愛する北欧で生まれたURBANシリーズ。
「品質に支障をきたさない範囲で利用可能なものは極力活用する」という考えから敢えて簡易包装にも努めています。
BECKMANNは世界規模でエコに取り組んでおり、日本での展開も同様の理由から包装を簡易化しているよ!
カタログも全てwebに統一するなど、自然環境保護を人間の健康と同様に優先しています。
今回4つまとめて送って頂いたのですが、簡易包装のおかげで宅配ボックスにも軽々入るサイズ。
「本当に4つもリュック入ってるの?!」と疑うほどに、重さもとっても軽くてびっくりしました。
簡易包装には、「地球だけでなく、次の世代を担う子どもを守りたい」というポリシーを徹底する意図もあります。
リュックがはいっている袋には、「ビニール袋は危険です。窒息の危険を避けるため、このバッグは赤ちゃんや子どもの手の届かないところに保管してください」とのメッセージが。
こういうところからも、子どもへの愛情が伝わるよね
実際に、BECKMANN NORWAY(ベックマンノルウェー)はUNICEF Norwayへの支援も積極的に参加。
ユニセフと協業のもと、様々な事情を抱える子どもを支援する活動にも取り組まれています。
ユニセフとは?
ユニセフ(UNICEF:国連児童基金)は、最も支援の届きにくい子どもたちを最優先にさまざまな活動を行っており、世界のすべての子どもの命を守り、健やかな成長を支え、明るい未来をつくるために、約190の国と地域で活動しています。
UNICEF Norwayともタイアップしている他、社会を良くしようという意識をベースに、「どうすれば、より皆様の生活が豊かになるか、そのために貢献できるか」というマインドで、単なる利益追求ではないビジネスモデルを体現しております。
BECKMANN NORWAY(ベックマンノルウェー)カスタマーサポート
リュック購入の収益の一部は、今後のユニセフ支援活動に充てられます。
内容物
内容物についても、先ほど同様「地球だけでなく、次の世代を担う子どもを守りたい」というポリシーから、必要最低限となっています。
その分、公式HPがすごく充実している!
内容物としては、面がメッセージカード、裏面が保証書になっている手紙が1枚入っています。
そのほかは、URBANシリーズの特徴について教えてくれるタグが、いくつかリュックについています。
デザイン・外観
URBANシリーズを実際手に取ってみて分かったのが、細かい細部へのこだわりの多さです。
リュックを使うのが毎回楽しみになる‥!
まず最初にこだわりを感じるポイントは、リュックを開けると一番に目に飛び込んでくるなんとも可愛らしい裏地。
可愛いだけでなく、国際問題化している海洋プラスチックをリサイクルして作られたポリエステル生地なので、自然にも優しい素材です。
キッズサイズのURMAN Miniの裏地は、どんな子でも楽しんでお出かけ準備してくれそうなキュートなシロクマ柄。
どの色も同じ裏地のデザインになっています。
URBAN Midiの裏地はストライプ柄になっていて、甘すぎず、大人でも使いやすいデザイン。
シンプルな中にも目を引く、ベックマンのまるいロゴ部分はレザー調になっていて、ちょうどよいワンポイントに。
ジッパー部分などにも同じ素材が使われていて、小さな子どもにも使いやすいように、柔らかい質感で統一されています。
長く大事に使おうって気持ちになる優しい素材です
URBAN Midi / URBAN Miniを大人と子供が実際に背負ってみた
背負ってみるとどんな雰囲気になるのか、実際に背負って確かめてみました。
大人がURBAN Midiを背負ったところ
まず、大人が実際に背負ってみた時のそれぞれのサイズ感を比較してみます。(身長約160㎝)
日本の平均身長の女性なら、大人でもどちらのサイズ感も問題なく使うことができました。
子供の女の子・男の子がURBAN Miniを背負ったところ
次に子供が背負ったサイズ感を、女の子・男の子それぞれご紹介します。
まず女の子は、お友達のいくこさん(育児や熊本の情報発信「いくこずブログ」を運営)に協力してもらって撮影。
世界的に人気カラーの「URBAN MidiのAsh Rose」と「URBAN MiniのYellow」を体験いただきました。
モデルさんになってもらった写真
お母さんとのペアルック、か、可愛すぎる‥!!!
2〜3歳の子供が背負うとすこし大きいと感じるくらいのイメージなので、まだまだ長く使えそうです。
ピッタリサイズではなく、すこしオーバーサイズなのがまた可愛い‥!!
次に男の子は、おもすくさん(おもちゃレンタルや知育情報紹介サイト「おもすく」を運営)にご協力していただき撮影。
ほっこりとした北欧カラーが可愛い「URBAN MiniのDusty Blue」を息子くんに背負っていただきました。
届いた日から、お気に入りすぎてお友達の「JELLY CAT」の恐竜のぬいぐるみを入れたり、お部屋でもよく背負ってくれているそう!
お家でも背負ってくれるほど、背負い心地もいいみたいです♪
身長100センチくらいになると、ちょうどよいサイズ感になってきます。
ぬいぐるみもすっぽりはいるので、よくお外に一緒に連れて行くお子さんにもぴったりです。
URBAN Midi / URBAN Mini 共通の特徴的な機能・使い方
URBANシリーズには、共通している機能と、MidiとMini特有の機能がそれぞれあります。
まずは、共通機能からご紹介します。
共通機能①環境に優しい高撥水の100%PETボトル再生生地
BECKMANN NORWAY(ベックマンノルウェー)は、最近トレンドとなっている「自然や環境に優しい」に以前から着目し、実現に取り組まれています。
そのため、URBANシリーズも100%再生ペットボトル生地を使って作られています。
URBAN Midiは31本のペットボトルから精製したポリエステルの生地にて作られています。
再生ペットボトル繊維は、「撥水性・堅牢性」の面で優れているよ!
実際に勇気を出して水を垂らしてみたところ、見事にかけた水を弾いてくれました。
動画で確認いただけるように撥水加工も施されていますが、徐々に機能が低下するため、適宜市販の防水スプレーで対応してください。
使用素材については、甚大に有害な化学物質を規制するEUのREACH-規則を遵守しており、安全性を追求したお墨付きの品質です。
共通機能②雨天でも目立つ反射パッチ付きレインカバー
届いてから、どんな機能がついているかいろいろ触っていると、リュックの底になにやら入っている感覚が。
「なんだろう?」と開けてみると、悪天候でも目立つ蛍光色のレインカバーが格納されていました。
取り出してみると、2本の反射パッチつきのレインカバーが出てきました。しっかりBECKMANNのロゴも入っています。
被せてみると、MidiもMiniもどちらもすっぽりとリュックが隠れます。
旅行や通学中に急な雨にあっても、中に入っている大事なものを濡らしません!
共通機能③強力な反射パッチ
暗い夜道を歩いていても、ひと目で人がいることを認識してもらえる反射パッチがURBANシリーズにはたくさん備え付けられています。
URBAN Miniには、前からきた車やバイクに見つけてもらえるように、チェストストラップ部分に計3ヶ所の反射パッチつき。
後ろ側は、シロクマの可愛いプレートが安全を守ってくれます。
大きいサイズのURBAN Midiは、計7ヶ所もの反射パッチがついています。
ドリンクホルダー部分にも左右共に反射パッチがついているので、いろんな角度から身の安全を守ってくれます。
URBAN Midiだけの特徴的な機能・使い方
次に、大きめサイズのURBAN Midi専用の機能を3つお伝えします。
URBAN Midiの機能①荷物の整理がしやすい3気室構造
URBAN Midiは、荷物の整理がしやすいように、メインポケットは3気室が採用されています。
どれくらいものが入るのか、今回はこちらの1泊2日分の持ち物をいれてみました。
PCなどの大きく重い荷物は、背中に近いメインポケットに収納できるようになっていて、背中への負担を減らすための考えられた設計に。
背中から離れた一番手前のポケットには、軽い小物類を収納できるようになっていて、使う人の動線を意識した設計です。
真ん中のポケットは一番大きな収納となっていて、かさばる着替えなどを収納するのに便利です。
わたしが愛用しているOn the GOの圧縮バッグもちょうど入りました。
荷物を入れてから背負ってみるとこんな感じで、ジャストなサイズ感です。
URBAN Midiの機能②16インチのノート型PCが収納できるコンパートメント
最近は、学校や塾でもノートパソコンやタブレットを使用していることも多いです。
URBAN Midiには、子どもも使いやすいPC収納専用のポケットもついています。
愛用の13インチのMacBook Airを入れてみると、すっぽり収納することができました。
iPadも、もちろんなんなく収納することができます。
ポケットはクッションが分厚めに入っているので、精密機械のPCやタブレットも壊す心配なく持ち運びできます。
子どもが多少乱雑に扱っても安心だね!
URBAN Midiの機能③鍵などをつけられるストラップ
前面のポケットには、鍵などをつけておくことができるストラップもついています。
簡単に先端を取り外すことができるので、ドアの開け閉めの時も楽々。
小さいカギってリュックの中で迷子になりがちだから便利!
URBAN Miniだけの特徴的な機能・使い方
子どもの健やかな健康を願ったものづくりを大切にしているBECKMANN NORWAY(ベックマンノルウェー)。
URBAN Miniには、体への優しさ以外にも、子どものことを気遣ったこだわりが詰まっています。
URBAN Miniの機能①荷物が取り出しやすい2気室構造
URBAN Miniは、2気室構造になっています。
小さい子どもでも荷物がとりだしやすいように、メインポケットはガバッと大きく開くようになっています。
背面には15×21㎝のA5サイズのノートがすっぽり入りました。
大人が背負うと、ころんとした形がかわいらしく、ミニバッグとして大活躍しそうな予感。
ポケットの裏地もシロクマさんがチラリとして可愛いです。
URBAN Miniの機能②シロクマプレート
前ポケットを開けてみて、「わぁ!」と驚いたのが、こちらのシロクマプレート。
大人でも「こんなところにシロクマさんが!」と可愛らしさにワクワクしたので、子どもは大喜びすること間違いなし。
裏返すと、ちゃんと後ろ姿になっていました。
おしりがなんとも可愛い‥
反射板の役割も果たしてくれるので、通いごとの帰り道も安心です。
URBAN Miniの機能③ネームカードプレート
URBAN Miniには、名前と電話番号を書いておけるネームプレートもついています。
お揃いのお友達がいても、すぐに自分のものだとわかるような配慮もバッチリ。
万が一迷子になったり、リュックをなくしてしまっても、ちゃんと届けてもらえるかも‥
最近は、個人情報の関係から名前や連絡先は書かせない幼稚園・保育園も多いと思います。
その場合は、好きなキャラクターのイラストを描いてあげたりして、自分のものだとわかりやすくしてあげてもいいですね。
BECKMANN NORWAY(ベックマンノルウェー)URBAN Midi&URBAN Miniのよかったところ(メリット)
実際に、しばらくURBANシリーズを使用してみて、よかった点を以下にまとめてみます。
良かったと感じたところは以下の4点です。
背中を支える超軽量アルミS字プレートとクッションパッド
一般的なリュックやバックパックは、下記のような欠点があるため、姿勢の悪化・肩や腰など体の故障の原因になることも多々あります。
- リュックが真っ直ぐな形だと、背中との間に空間があいてしまう
- 重い荷物を背負うと体が前傾しやすく、バランスが崩れやすい
この課題を克服するためのアイデアが、人間工学に基づいたS字型設計の軽量アルミ背骨サポートプレート。
緩やかなS字を描いている人の背中にフィットしやすい、絶妙な角度のカーブ。
S字を描くことで、背中との間の空間をぴったり埋めることができます!
その結果、背中全体に負荷を分散させて姿勢も真っ直ぐにさせるので、肩や腰を痛めにくくなります。
こちらのアルミS字プレートは、取り外しも可能。
一番後ろのコンパートメントにつけ外し用の窓がついているので、こちらを開けて引っ張り出すだけで簡単に外すことができます。
URBAN Miniは、まだ体が柔らかい小さい子ども向けなので、アルミプレートは搭載せず、かわりに衝撃吸収のためのクッションパッドが厚めにはいっています。
さらに体を楽にしてくれるのが、URBANシリーズのクッションパッド。
一般的なリュックに比べてかなり分厚いものが使われています。
手持ちの物と比べても断トツ分厚かったです!
PCも含めたくさんの荷物を入れた状態で背負ってみましたが、アルミプレートとクッションパッドのおかげで、たしかに重さを感じにくく、疲れにくいと感じました。
クッションパッド部分は通気性・排熱性の高いメッシュ生地になっているので、蒸れにくく、長く背負っても快適です。
荷物の重さを分散させるチェストストラップ&ヒップベルト
アルミプレートと合わせて、チェストストラップやヒップベルトを使うと、より密着性が高まり体への負担を軽減させることができます。
ベルトをつけると、歩くたびに荷物が動いて肩への負担がかかることがなくなり、さらに体が楽になりました!
URBAN Midiは、体の大きくなった子どもや大人の体への負担を減らすために、ウエストベルトに加えてチェストストラップも装備。
チェストストラップやヒップベルトをつけると、より体との密着度が増したことがわかります。
URBAN Miniは体がちいさい子ども向けのため、ウエストベルトが1つついています。
BECKMANN NORWAY(ベックマンノルウェー)は、ノルウェーのおもちゃ規制であるEN71-3が定めているテストも実施。
子どもが誤ってベルトや部品などを口に入れても事故を回避できるようにしています。
ポケット周りの細かい配慮
リュックって、「もうすこしポケットが広く開いたらいいのになぁ」と感じることがいままで結構多かったです。
URBANシリーズはそのような思いにもバッチリ答えてくれていました!
どのポケットもおおきめに開くように設計されているので、荷物が本当に取り出しやすい。
ポケット部分にマチがついているディティールの細かさも、ぐっとくるポイント。
このマチがあることで、「小物が外に飛び出さない」と、「大きめに開く」を見事両立させています。
内ポケットはメッシュになっている部分もあり、中に入れている小物を確認しやすくなっています。
左右についているドリンクホルダー内の生地は、外側よりも更に防水機能を高めた素材が使われています。
買ったばかりの冷たい飲み物を入れても中の荷物を汚さない気配り!
めちゃくちゃ滑らかで開閉しやすいファスナー部分
ファスナーもデザインと機能性を両立させたものを選定しているというBECKMANN NORWAY(ベックマンノルウェー)。
開けてみると、ものすごく滑らかにチャックが開くので、気持ちがよくて何度も開け閉めしてしまったほど。
1946年から身体と地球にやさしいバックパックを研究開発し続けているため、ファスナーもデザインと機能性を両立させたものを選定しています。
例えば、小さなお子様にも使いやすいように、ファスナーの滑らかさなども気を配っているほか、ファスナーラインを長くすることで、大きく口があき、中のものも取り出しやすくするなどの工夫につながっています。
BECKMANN NORWAY(ベックマンノルウェー)カスタマーサポート
ファスナー部分にもシロクマがさりげなくあしらわれていて、細部へのこだわりを感じます。
BECKMANN NORWAY(ベックマンノルウェー)URBAN Midi / URBAN Miniの気になったところ(デメリット)
実際使ってみて、体への負担軽減を本当に実感できたURBANシリーズ。
体はとっても楽になったのですが、「もうすこしこうだったら文句なし!」という点も合わせてお伝えしていきます。
リュックを置いたときに真っ直ぐに立たない
体への負担軽減を最優先に作られているためだと思うのですが、URBANシリーズのリュックの底はすこし斜めになるように作られています。
底にレインカバーも収納されているのでどうしてもすこし底が膨らんでしまう‥
そのため、床や椅子の上に置いた時には手で支えないとすぐ前に倒れてきてしまい、安定性はすこし気になるところでした。
対処策として、Clipa(クリッパ)などの荷物掛けを使うと、底の不安定さを気にせず使うことができました。
いつも持ち歩いてるけど、荷物カゴがないお店でも使えるから1つあると便利だよ!
チェストストラップやウエストベルトが外せない(調整可能なことがあとから判明!)
荷物が少ない時には、チェストストラップやウエストベルトを使わないこともあります。
そんな時にチェストストラップやウエストベルトをつけ外しできれば、よりお洒落も楽しめていいのになぁと感じました。
特にURBAN Miniを大人が使う場合は、ストラップがどうしても上の方にきてしまうので、できたら取り外ししたいところ。
でも取り外せると、子どもが誤飲する可能性もあるから、ここは仕方ないね
子供の安全性を最優先で、大人のわたしはここは目を瞑りたいと思います。
と、思っておりましたが、なんとチェストストラップの位置を上下自由に変えられることを記事を書いたあとに教えていただきました!
チェストストラップが調整できる作りも、多くのバックパックの中で珍しく、「成長と共に長く使ってほしい。」という思いが反映された機能となります。
BECKMANN NORWAY(ベックマンノルウェー)カスタマーサポート
すぐ体が大きくなる子どもでも長く使えて、これはいい機能!
BECKMANN NORWAY(ベックマンノルウェー)URBAN Midi&URBAN Miniレビューまとめ
BECKMANN NORWAY(ベックマンノルウェー)URBAN Midi&URBAN Miniのレビューをお届けしました。
知れば知るほど、体への想いや、子どもを大切にする気持ちがひしひしと伝わってきて、北欧ノルウェー王室の御用達ブランドというのも納得のクオリティ。
優しい気持ちが随所に感じられる、あたたかいリュックでした!
子どもに優しいリュックをお探しの方にとって、すこしでもお役に立てましたら幸いです。
みなさんに素敵なちょこはぴがたくさんありますように♡以上!いろか(@iroka_444)でした!
コメント