手軽にお得に旅行の予約ができる楽天トラベルですが、キャンセルのルールや手続き方法がすこしわかりにくいという声も多いです。
まず、結論からお伝えすると、基本的に以下の日までにキャンセルをするとキャンセル料はかかりません。
- ホテル・宿
⇒2日前までにキャンセル(個別ルール有) - 国内ツアー
(JAL楽パック・ANA楽パック)
⇒56日前までにキャンセル - レンタカー
⇒7日前までにキャンセル(個別ルール有) - 高速バス
⇒11日前までにキャンセル(個別ルール有)
ただ、「個別ルールあり」と記載している予約については、個別にルールを設定しているケースもあるので、さらに前のタイミングからキャンセル料がかかる場合もあります。

その場合はどれくらいキャンセル料がかかるのか、返金のタイミングはいつなのかなど、細かい具体ケースについて本編でさらに確認していきます!
楽天トラベルのキャンセル料のルールは予約内容によって変わる
楽天トラベルではホテルや宿に加えて、以下の旅行予約も行うことができます。
- ホテル・宿
- 国内ツアー
(ANA楽パック・JAL楽パック) - レンタカー
- 高速バス
それぞれの予約でキャンセルポリシーが変わるので、1つずつ確認していきましょう。



ツアー以外は、個別でキャンセルポリシーを設定しているところもあるので注意しよう!
「ホテル・宿」の予約キャンセル料は前日からかかるケースが大半
楽天トラベルでホテルや宿の予約をした場合、一番多く見かけるのは「前日から宿泊代金の20%」のキャンセル料がかかるというキャンセルポリシーです。
- 宿泊2日前までのキャンセル
- キャンセル料なし
- 宿泊前日のキャンセル
- 宿泊料金の20%
- 宿泊当日のキャンセル
- 宿泊料金の80%
- 連絡なしの不泊
- 宿泊料金の100%
逆を言えば、宿泊予定日の前日まではキャンセル料がかからないということになります。
もっと前からキャンセル料を取る予約サービスもありますが、楽天トラベルは予約者に優しいルール。



今まで長年楽天トラベルを使っているけど、ほとんどのホテル・宿がこのルールを採用している気がします!


ただ、楽天トラベルでは個別にキャンセルポリシーを設定することもできるので、前日よりも早い段階でキャンセル料がかかるホテル・宿もあるため注意。
お高めの旅館など、宿泊価格が高いホテル・宿を予約した時などは個別にキャンセルポリシーを設定しているケースが多い印象です。


特に旅館は、夕食や朝食がセットになっているプランが多いので、仕入れなどの関係もあり、通常ルールよりも早い段階からキャンセル料がかかるお宿も多いです。
2週間ほど前からキャンセル料がかかる宿もあるので、次に紹介する方法で、必ずキャンセルポリシーを確認してから予約を取るようにしてください。



事前カード決済のみのホテルや宿もあるから、その場合は本当に慎重に‥
ホテルのキャンセルポリシー確認方法(PC・スマホアプリ)
予約後に急にキャンセルをしなければいけなくなった時に備えて、毎回必ずキャンセルポリシーは事前にチェックしましょう。
予約画面でも同様のポリシーは確認することができますので、うっかり確認し忘れがないように要注意。
確認の方法はパソコンとスマホアプリで変わるので、それぞれ以下の方法で確認してみてください。
- パソコンの場合
- ホテルのページ⇒施設紹介⇒詳細情報
- スマホアプリの場合
- ホテルのページ⇒その他設備・サービス
(すこし下のほうにあります)
「国内ツアー(JAL楽パック・ANA楽パック)」のキャンセル料は55日前から発生
楽天トラベルのJAL楽パックやANA楽パックなどのツアーについては、キャンセルポリシーが一律で決まっており、すべて下記ルール通りにキャンセル料が決定します。
まず、JAL楽パックのキャンセルポリシーは以下の通りです。
- 出発21日前まで
- 航空券取り消し料(別表)の額
- 出発の20日〜8日前まで
- 旅行代金の20%、または旅行契約解除時の航空券取消料(別表)のいずれか大きい額
- 出発の7日〜2日前まで
- 旅行代金の30%、または旅行契約解除時の航空券取消料(別表)のいずれか大きい額
- 旅行開始日前日
- 旅行代金の40%、または旅行契約解除時の航空券取消料(別表)のいずれか大きい額
- 旅行開始日当日
- 旅行代金の50%、または旅行契約解除時の航空券取消料(別表)のいずれか大きい額
- 旅行開始後又は無連絡不参加
- 旅行代金の100%
取り消し日時 | 取消手数料(1区間) |
---|---|
搭乗の55日前まで | 500円 |
搭乗の54日〜21日前まで | 2,000円 |
搭乗の20日〜8日前まで | 3,000円 |
搭乗の7日〜1日前まで | 6,000円 |
搭乗当日の出発時刻まで | 9,000円 |
次に、ANA楽パックのキャンセルポリシーは以下になります。
- 出発21日前まで
- 航空券取り消し料(別表)の額
- 出発の20日〜8日前まで
- 旅行代金の20%
- 出発の7日〜2日前まで
- 旅行代金の30%
- 旅行開始日前日
- 旅行代金の40%
- 旅行開始日当日
- 旅行代金の50%
- 旅行開始後又は無連絡不参加
- 旅行代金の100%
【別表】
取り消し日時 | 取消手数料(1区間) |
---|---|
搭乗の55日前まで | 500円 |
搭乗の54日〜21日前まで | 2,000円 |
搭乗の20日〜8日前まで | 3,000円 |
搭乗の7日〜1日前まで | 6,000円 |
搭乗当日の出発時刻まで | 9,000円 |



2ヶ月前くらいからキャンセル料がかかるので、予約する時は間違えないように気をつけて‥!
キャンセル料が全額返金となるのは欠航の場合とノーチャージ便のみ(コロナはキャンセル料あり)
キャンセル料が免除(全額返金)となるのは、以下のようなケースです。
- 予約便が欠航となった場合
- 航空会社の判断で「キャンセル料が免除される便(ノーチャージ便)」として登録されている場合
コロナでやむを得ずキャンセルする場合でも、先述した通りのキャンセル料がかかります。
「レンタカー」のキャンセル料は 6日前から発生
楽天トラベルでレンタカーを予約した場合、基本的には6日前からキャンセル料がかかることが多いです。
- 出発の7日前までのキャンセル
- キャンセル料なし
- 出発の6日前〜3日前のキャンセル
- 代金の20%
- 出発の2日前〜前日までのキャンセル
- 代金の30%
- 出発当日のキャンセル
- 代金の50%
- 貸出予定時間後の解除・無連絡
- 代金の50%


レンタカーについても、プランによって個別にキャンセルポリシーを設定することもできるので、都度確認してから予約しましょう。
「高速バス」のキャンセル料は10日前から発生
楽天トラベルで高速バスの予約をした場合は、10日前からキャンセル料がかかるケースが多いです。



空席カレンダーの左側に表示されているので確認しやすいよ!(スマホアプリだとカレンダーの下に表示)
- 出発の11日前までのキャンセル
- キャンセル料なし
- 出発の10日〜8日前のキャンセル
- 代金の20%
- 出発の7日〜2日前までのキャンセル
- 代金の30%
- 出発前日のキャンセル
- 代金の40%
- 出発当日のキャンセル
- 50%
- 出発後のキャンセル
- 100%


出発前であれば50%は返金されるので、しっかりルールを確認しておきましょう。
楽天トラベルの予約キャンセルはWEB・アプリもしくは電話で手続き
楽天トラベルの予約をキャンセルをする場合は、マイページから手続きができます。
キャンセルページはWEB・アプリ共に準備されているので、操作しやすいほうから手続きしてみてください。
アプリの場合は、「予約確認タブ」から手続きが可能です。



スマホアプリからも最近キャンセル手続きができるようになったよ!
キャンセル手続きが完了したら、キャンセル確認メールを送信することができますので、万が一のことも考えて送信しておいて、しっかりと返金手続きが終わるまで保管するのがおすすめ。
当日で急ぎの場合や、WEBを操作できない状況の場合は電話でキャンセル手続きを行うこともできます。



電話番号は一般に開示されておらず、予約者のみに開示されています。
予約後に送られてくる「予約完了メール」に問い合わせ先が記載されているので、急ぎの場合はメールを確認して電話してみましょう。
楽天トラベルの返金のタイミングについて
楽天トラベルの返金のタイミングは、決済方法によって変わります。
多くの方が利用されているクレジットカード決済と、楽天ポイント決済について確認していきます。
クレジットカード決済の場合はタイミングによって返金タイミングが変わる
予約時にオンラインカード決済を選択した場合は、キャンセル時点で返金処理が行われます。
実際の返金(またはキャンセル料の引き落とし)は、以下の2ケースあります。
- 当月内に相殺
- 予約成約料金がいったん請求され、1〜2ヶ月後に返金
返金(または引き落とし)については、クレジットカード会社の締め日によって変わるので、予約後すぐにキャンセルをしても一旦請求がかかるケースもあります。<
クレジットカード決済の返金は、実際に口座からお金が出入りするのではなく、利用金額の中で「−〇〇円」という形で相殺されて返金となります。
楽天ポイントで決済した場合は即日〜翌営業日中にポイント返還される
楽天ポイントを使用して予約した場合、ポイントは失効することなくそのまま戻ります。



楽天ポイントはキャンセル後即時~翌営業日中に返還されます!
もしキャンセル料が発生した場合は、キャンセル料に利用ポイントが優先して充当されます。
入金していない場合のキャンセル料はホテルから直接請求がくる(無料になるケースあり)
入金前にキャンセル料が発生してしまった場合は、楽天トラベルではなくホテルから直接請求がきます。
これは本当にホテルや宿によるのですが、どうしてもやむを得ない理由ということであれば、本当はキャンセル料がかかるところ見逃してくれるケースもあります。



基本的には支払い義務がありますが、本当にどうしようもない時には相談してみるのもありです!
わたしは以前予約日を数日間違えて予約してしまい、気づいた時にはキャンセル料がかかってしまうというタイミングだったことがあります。(おっちょこちょいすぎる‥)
宿に問い合わせをして正直に理由を説明すると、キャンセル料は頂かなくて結構ですとおっしゃっていただけたことがありとても助かりました。
どうしてもキャンセルできない時に考えられる理由3つ
基本的には、先ほどご紹介した方法で、WEBのマイページからキャンセル手続きができます。
それでもどうしてもキャンセルできない場合は以下の3つの可能性があるので確認してみましょう。
予約の受付締切日が過ぎている
受付締切日が過ぎていると、WEBからのキャンセル手続きができなくなります。
どうしてもキャンセルしたい場合は、直接ホテルや宿に電話をして事情を話してみましょう。
電話で予約をしている場合
電話で予約をした場合は、キャンセルは電話のみの受付となります。
予約した時と同じ方法で問い合わせをして、キャンセルしたい旨を伝えてください。
楽天会員ではない場合
楽天の会員ではない場合は、マイページからのキャンセルができません。
予約時に送られてくる予約確認メールに記載されている「予約受付番号」と「確認キー」を使ってキャンセル手続きをおこなってください。
楽天トラベルのキャンセル料ルールのまとめ
楽天トラベルで予約したときの、キャンセル料のルールについてまとめました。
せっかくの旅行ですが、どうしてもキャンセルをしなくてはならなくなった場合は、このページで確認をしながら落ち着いてキャンセル手続きをとってみてくださいね。



事情が事情の場合は、一度宿に問い合わせしてみるといいよ!
みなさんに素敵なちょこはぴがたくさんありますように♡以上!いろか(@iroka_444)でした!
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